PENTAX KPを登山で使う

PENTAX KPを登山で使う


ペンタックスといえば防塵、防滴、耐寒

KPも例に漏れず防塵、防滴、耐寒をうたっています。
公式ホームページでは

 ボタンやダイヤル、開閉カバー、外装の合わせ目など67箇所をシーリング。水滴やホコリが浸入しにくい構造です。AW/WRレンズ装着時は、レンズとボディ、グリップが一体となり、システム全体で高い気密性を確保。悪天候でも撮影を楽しむことが可能です。
 冬の厳寒期や高緯度の寒冷地でも正しく動作し、大切なシーンを記録するカメラを目指し、氷点下10度以下という厳しい環境試験を実施。動作精度、安定性、応答性、バッテリーの電圧変動などをチェックし、寒冷環境での信頼性を高めています。

と紹介され、堅牢さがアピールされています。

 実際にKPは頑丈な機種で、登山中、少し過酷だったかなーという環境でも問題なく動作してくれました。

 ①雨の白馬乗鞍岳~小蓮華岳

小蓮華岳稜線から見た白馬大雪渓
 
上の写真を撮った直後に雨が降り始めます。


 小蓮華岳山頂付近では、レインウエアとザックカバーが必要な状況に。
 ただ、メーカーの防塵、防滴のうたい文句を信じてカメラは仕舞わず持ち続けました。
  天気が悪くなるとライチョウが姿を現す可能性が高くなります。


 雨の中をカメラ丸出しで2~3時間歩き回りましたが、特に異常は生じませんでした。ファインダー内部が若干曇ったくらい。テントに戻ったら直りました。
 防滴でも結露は天敵らしいので気を付けなければ。
 大体、雨の中で撮っても碌な写真取れないし。



②厳冬期、夜間の霧ヶ峰 車山 山頂

2月上旬の車山山頂



 星が見れそうだったので、突然撮りに行きました。10-20mm F3.5 EX DC HSM使用。
22時から24時まで滞在。気温は‐11℃。微風。
全く問題なく撮れました。安い社外製バッテリーだったため、長時間露光時のバッテリーの減りが早かったように思いますが、安い社外製バッテリーを使ったのが原因です(笑)



③若干、吹雪いてる蓼科山


  2月中旬に登りました。麓は晴れていたのに山だけ曇り。山頂付近は風と雪。
温度計を見ると‐15℃。天気予報通り山頂付近の風速が13㎧とすると耐寒気温は-30℃.

 問題なく動きました。一回だけシャッターが切れなかったような気もしますが多分気のせい。




④雨の善光寺燈明祭り (山ではないですが)

そこそこの降りでしたが気にせず、問題なく使えました。

 だいたい、こんなところから、最適とは言わないまでも、「割と登山に向いてる機種」なのではないかと思います。

 軽くはないですが、小型です。カメラの重さが数百グラム変わったところで大して気になりませんが、ガワが大きいカメラはかさばるので嫌いというのが個人的な感想です。

 そのうち、写真がたまったら写りについてもレビューしたいです。




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