私が登山の行動食に羊羹がベストだと思う理由

携行食には羊羹がおすすめ



どこでも売っている普通の羊羹(一口サイズ)


私は羊羹が好きだ   羊羹 as NO.1

羊羹というと、長方形で20cmくらいあって、なんか竹の皮に包まれていて、端のほうが乾燥してカリカリになっていて…

というものを想像する方が多いと思うが、私も羊羹というとそれを思い浮かべる。また、それが羊羹の本来の姿であると思うし、そうあるべき姿であると同時に最高の完成系であると考えている。

なぜ、私がこんなに羊羹が好きなのかというと、今は亡き祖父が結構な頻度で私に食べさせてくれていたからである。(おかげで太ったが)

ヴェルターズオリジナルという飴のCMを思い出してほしい。
私にとって羊羹はそのままこれに当てはまる。
こんな素晴らしい羊羹をもらえる私はきっと特別な存在なのであり、私にとって特別な存在には羊羹を与えなければならないのである。

しかし、昔ながらの羊羹は登山に持っていきにくい。

上に掲載されている写真の羊羹は大体どこにでも売られているかし原の羊羹である。

味や触感は昔ながらの羊羹に劣るが、一口サイズにパッケージされた、この羊羹は登山に持っていくのにはとても便利である。

羊羹の何がそんなに携行食として優れているのか

保存性の高さ

羊羹は非常に保存性の高い食べ物です。
理由は
羊羹は、小豆・砂糖・寒天を主原材料に、100℃を超える温度で炊く時間を含め、1時間かけて煉りあげています。砂糖の含有量が多く、微生物の増殖が抑制されていること (とらやのサイトから抜粋)
 羊羹といえばとらや、とらやといえば羊羹 の虎屋のホームページには上のような記載がありました。
高温調理+糖度の高さで雑菌の繁殖が抑えられるため、保存性が高いのだそう。

最近は羊羹が災害の際の非常食や備蓄食としても見直されていますよね。

また、パッケージングされているため乾物系(カロリーメイト)の行動食と比べて型崩れしません。





高温耐性の高さ

チョコレートなどを携行食として持っていくと、登山口までの気温の高さや自分の体温にやられて溶けてしまったという経験をお持ちの方も多いでしょう。

そもそも、一口羊羹はパッケージされているので溶けても大丈夫。
また、羊羹を固めている寒天の凝固後の溶解温度は70度以上。並大抵のことでは溶けません。

逆に低温には弱く、一度凍らせてしまうとチョコレート以上に食べるのに難儀します。


適度な熱量(カロリー)の高さ

練り羊羹の100グラム当たりの熱量は 296kcal(100gあたり)

これは、チョコレートやナッツの熱量には少し劣りますが十分な高カロリー食品です。
たとえば、小さめのおにぎりは一つ170kcalのため、一口羊羹(40g)はマッチ箱くらいの大きさなのにもかかわらずそれに匹敵する熱量を持っています。

また、羊羹を構成する栄養の40パーセントは糖質なので、ハンガーノック対策にも有効です。



ハイソな羊羹





こんな羊羹も出ています。
高いから私は一口羊羹で十分ですが。

かし原 塩 一口羊羹(ようかん) 10本入
価格:192円(税込、送料別)


これからの季節は塩羊羹もいいですね。
羊羹好きの私としては様々な羊羹が発売されるとうれしいです。


















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